とみひろぐ

TOMMYをこよなく愛するアラサー研究員の雑記なブログです。

おすすめ映画:「スティーブ・ジョブズ(2013年)」【最強イノベーターのドキュメンタリー映画】

今週のお題「最近見た映画」

スティーブ・ジョブズ(2013)

 

「僕は戻ってない。。。まだ(ガチャ)」

 

く〜っ!!クライマックスに差し掛かる時のこの言葉を聞いて思わず鳥肌が立ってしまいました。(見てない方、訳もわからず、すみません汗)

 今や知らない人はいないであろう、iphoneやMacの生みの親、スティーブ・ジョブズ。

本作品は、スティーブ・ジョブズのドキュメンタリー作。

2時間ほどで見られるため、そんなに長くもなく、見ることができます。

2020年11月10日現在、Prime Videoで見られます。

 

【是非見て欲しい人】

  • ものづくりが好きな人(Apple創設までのロマンを感じられます。)
  • スティーブ・ジョブズってどんな人かを知りたい人(こだわりのクセが強すぎる。。)
  • Apple製品のヘビーユーザー(Appleの思想を感じられます。もちろん、製品を通じても感じられるでしょうが。。)

 

 【基本情報】

  • 監督:ジョシュア・マイケル・スターン
  • 出演:アシュトン・カッチャー, ダーモット・マローニー, ルーカス・ハース

主演のアシュトン・カッチャー氏はスティーブ・ジョブズにめちゃ似ています(顔が)!

映画冒頭は、2001年のアップル社スタッフタウンホール・ミーティングでの「ipod」のプレゼンから始まるのですが、、、似てる!そう思った瞬間から、この映画は面白いんだろうなと感じました。

今回は2013年版ですが、2015年版もあります。こちらは主演が違い、顔はあんまり似てないかな?と言った印象でした。ですので、まずは2013年版を見て、引き込まれたら2015年版を見るといいんじゃないかと思います。両作品は時代やフォーカスが異なるので、両作品見ても面白いと感じました。(私は2013年版を見てすぐ、2015年版を見ました笑。)

 

 【2013年版と2015年版の時代の違い】

2013年版

1971年スティーブ・ジョブズの学生時代(ほぼない)〜1997年アップル復帰まで←(復帰?!と思われた方、是非見てください笑)

一応タイトルが2013年版ということなので、2012年までの内容ということになっていますが、字幕で出るだけなので、実質1997年までかと。

伝記に近いタイプの映画です。

2015年版

1984年のMacintosh〜1998年のiMacの発表時の苦悩や家族との関係などを描いた作品。

こちらはヒューマンドラマ要素が強い印象です。

 

 【感想】

とにかくキャストが本人に似ている!

エンドロールでキャストと本人を対比した映像が出てきますが、かなり似ています。

「ボヘミアン・ラプソディ」を見たときも「似てる!」と思いましたが、こちらも、キャストがかなり本人に似ています。これも見どころの1つだと思います。

 

 名言になるようなカッコイイ言葉が多い!

スティーブ・ジョブズがジョン・スカリーをスカウトするときの言葉やウォズランドをプレゼンに引っ張り出すときなど、「かっこいいなぁ〜」と思わせるような言葉遣いが多く、見ていてワクワクしました(啓発作用があるのか、見終わったあと、ちょっと勉強のやる気が上がりました笑)。

こういった、言葉遣いにも注目して見てみるのも面白いかと思います。

 

 ジョブズの癖がつえぇ〜

洗練された製品を追求する思想が随所で現れています。妥協せず、徹底的に性能を追求する様。「カッコイイ。。。」と思う反面、「上司だったらやべぇな。」とも思いました。反対意見をいったらすぐにクビになるし。。。

ただ、製品を開発していくときにジョブズがチームメンバーコンセプトを話すシーンなどからはとても熱い仕事ができそうと感じられ、「ついて行きたい上司?!」とも思いました。

 

 ジョブズの行動力が半端ない!

チームメンバーを強引にスカウトする際、パソコンのコードを引っこ抜いて、「さあ、行くぞ」。。。すげえ。元いたチームから外されたのに、凄い行動力だな。その他にも常人にはできないような凄まじい行動力を感じられました。

 

 オタクとカリスマの信頼関係が熱い!

自分のために、コンピューター(のちのApple I)を自作していたオタク、ウォズとそのコンピュータが産業革命を起こせると瞬時に察知したカリスマ、スティーブ・ジョブズ。この2人は幾度となく、激論を交わします。温和で仲間思いのウォズと徹底的にこだわりを追求し、そのためなら仲間でも切り捨てるジョブズ。性格的にも全く合わないだろうなぁと思うこの2人。だが、お互いに認め合っていることが劇中から感じ取れます。

 

おまけ:ウォズの外見が段々とカッコよくなってる笑

最初は、オタクとして、手入れされていないモジャモジャヘッドでメガネで登場するウォズ。

しかし、Appleを設立、大量の収益を得てからは、日に日にカッコよくなってきます。

私は、技術系の仕事をしていることから、個人的にウォズが好きで、注目していたのですが、「あれ?だんだんカッコよくなってね?」となっていました。最初に登場したシーンとAppleから去る時とでは、まるで別人でした笑

 

【おわりに】

伝記系の映画でしたが、途中で離脱することなく、見られました。伝記系映画によくある、中だるみのシーンはなく、シーンが飛び飛びになるため、飽きずにみることができました(ただ、少し飛びすぎて、あれ?となるときもありました)。ジョブズの復帰までしか描かれていませんので、2015年版やジョブズの伝記本なども読んでみるのもおすすめです。

個人的にはジョブズのスタンフォード大学卒業式の有名なスピーチも是非見て欲しいです!(youtubeでみることができます)

 

ではでは。